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とんぶりは、アカザ科の一年草の実を加工したもので、魚の卵のような淡い緑色の外見と淡白な味、プリプリした食感から、畑のキャビアとも呼ばれています。その歴史は古く、中国から日本に渡来したのは平安時代のこと。以来広く栽培されるようになり、江戸時代の農業全書にもその名が記されています。特に秋田県の冷涼な気候風土は、とんぶりの栽培に適していたようで、古くから味わいのある副食として愛され、食されてきました。今では秋田を代表する特産品のひとつになっています